東南アジア就職・転職の味方
はじめに
チャイナプラスワンとして、ますます注目される東南アジア(ASEAN)。日系企業だけでなく海外企業の進出も目まぐるしく、これからの世界経済の中心になる可能性は十分。東南アジアで就職・転職・キャリアップするタイミングは、今が正にベスト。
成功へのステップ
東南アジアでの就職・転職・キャリアアップを成功させる近道として手っ取り早いのが、現地へ飛んで現地の人材紹介会社を利用すること。さまざまな求人情報にアクセスすることができる。仕事を探すにあたって利用しない手はない。その人材紹介会社の有効な利用方法を7つのステップで紹介。
【1】人材紹介会社を探す
東南アジアには多くの人材紹介会社が存在する。ここでは一部の有名な人材紹介会社を記載し、他は『東南アジアの人材紹介会社ページ一覧』を参照して下さい。
①キャリアリンクアジア
海外求人情報、東南アジアの就職・転職ならキャリアリンクアジア (kyujin.careerlink.asia)
<紹介>東南アジア6カ国(タイ・カンボジア・マレーシア・インドネシア・シンガポール・ベトナム)に拠点を置く人材紹介会社。日系企業にも関わらずベトナムにおいてホーチミン行政から表彰された。
②パソナグローバル
海外勤務・外国人・バイリンガルの求人情報 | パソナグローバル (www.pasona-global.com)
<紹介>世界各国40拠点以上のネットワークを持つパソナグループの人材紹介会社。東南アジアでは、ベトナム、シンガポール、タイ、インドネシアに拠点を持つ。
【2】人材紹介会社へ登録
登録方法は人材紹介会社によって異なるが、名前・年齢・性別・e-mailアドレスといった簡単な内容で登録可能。
■履歴書の送付
基本的には日本で仕事をする際に必要な履歴書で構わないが、英文の履歴書があれば尚良い(英文履歴書の書き方はコチラ)。
■面談の日時を決定する
履歴書を送付すると、人材紹介会社より面談の日時や場所に関するお知らせが有る。
■キャリアコンサルタントと面談
キャリアコンサルタント(人材紹介コンサルタント)と呼ばれる人材紹介会社のスタッフと面談を行う。
そこでは、長所や短所・職務経歴・希望職種などを聞かれることがあるので自分の中で整理して臨むことが好ましい。
■企業の紹介
面談時に紹介されることが多いが、希望職種が特殊だったり年齢制限に引っかかったりすると後日に別の機会となることもある。
ちなみに企業から求められる職種は営業職がダントツで多く、次いで事務職となる。技術職や管理職は給料が高いものの、募集が少ないため別日に紹介されることがある。もし面談時に紹介して欲しい場合は、事前に希望職種を連絡しておくことが無難。
■企業へ応募
ステップ④で紹介された企業の中より希望職種にあった企業を厳選し、キャリアコンサルタントを通じて応募する。
■企業との面接
応募の際、あらかじめ面接日時を決めておくか、希望日時を伝えておくと良い。
都心部に面接場所があれば求職者自身で赴く必要があるものの、郊外にオフィスがあると、人材紹介会社が面接場所への送迎を行ってくれるところもある。
※主に面接場所はオフィスで行われることが多い。
■内定
企業より内定がくると、当初の条件面(給料や職務内容、待遇など)に違いがないかなど、企業と求職者との間にキャリアコンサルタントが入って調整してくれるので大いに活用しよう。
■入社
ステップ⑥で問題がなければ晴れて入社となる。
海外で就職すると、ワークパーミット(労働許可書)などの申請が必要不可欠になる。必要書類として無犯罪証明書・大学卒業証明書・在籍証明書などがあるので事前に用意しておこう。
■最後に…
これらのマニュアルは現地へ赴くことを前提として記載したが、人材紹介会社によってはステップ①〜④までを日本で行える場合がある。そういったシステムを利用するのも一つの手。